「さとう家のブログ」を運営している、さとう家の父親(元太陽光発電の営業マン)です。
このブログでは、「太陽光をのせたいけど、何キロのせればいいのか分からない!」と悩んでいる方に向けて、最適な容量をカンタンに解説します。
▼わたしはこんな人です
- 太陽光パネルメーカーの元営業マン
- 現在は4人家族の父親(妻、子供)
- 新築マイホームを建築中
- マイホームはオール電化になる予定
- 電気代は限りなく0円に抑えたい
太陽光発電の最適容量は目的によって異なる
太陽光発電を導入しようと考え、業者の話を聞いたりネットで調べたりすると、さまざまな情報が出てきます。
一般的には4kW程度で十分という意見もあれば、4kWでは足りないからもっと載せるべき!という声もあります。
どちらも間違いではありませんが、太陽光発電の容量を決める際は、目的に応じて適切な容量を選ぶことが重要です。
今回は、4つの目的別にどのくらいの容量が適切かを解説します。
目的①:電気代を今よりも安くしたい
4kW程度
環境省の発表では、一般家庭の平均電気使用量は年間4,175kWh程度です。
1世帯が1年間に消費したエネルギーは、全国平均で電気が4,175kWh、都市ガスが203㎥、LPガスが26㎥、灯油が139リットルとなっています。
環境省 世帯当たり年間エネルギー種別消費量(固有単位)および支払金額(令和3年度)
4kWの太陽光発電を設置すれば、年間約4,000kWhを発電できるため、平均使用量との差はわずか175kWhほどです。
電気料金が1kWhあたり約27円だとすると、この差は年間4,725円ほどになります。
つまり、4kW程度の太陽光発電で電気代を十分に削減できます。
ただし、地域やライフスタイル(オール電化かガス併用かなど)によって電気使用量は大きく異なるため、自分の家庭での月間使用量を把握することが大切です。
また、太陽光発電は夜間に発電しないため、その時間帯は電力会社から電気を購入する必要があります。
ちなみに、我が家では年間約5,200kWh(ガス併用)を使用しているため、全国平均よりも高い使用量になっています。
皆さんも、ご自身の使用量をしっかり確認することをお勧めします。
目的②:電気代を限りなく0円にしたい
おすすめ容量:7〜8kW程度
電気代を0円に近づけたい場合、7〜8kW程度の太陽光発電が理想です。
この容量だと年間7,000〜8,000kWhを発電でき、一般家庭の平均使用量(約4,175kWh)や我が家の使用量(約5,200kWh)を十分に賄えます。
オール電化の家庭でも、7〜8kWあれば電気代を限りなく0円に近づけることができます。
ちなみに、現在建築中の我が家の太陽光発電の容量は7.7kwにしました。
停電時にも最低限の電気(携帯電話の充電など)を確保したい
おすすめ容量:目的①、②と同様
災害時の停電対策として太陽光発電システムを導入する方も多いと思います。
停電時に最低限の電力を確保するには、目的①や②と同じ容量の太陽光発電システムで十分です。
太陽光発電システムには「自立運転専用のコンセント」があり、停電時にはこのコンセントから電力を供給できます。
ただし、最大1,500W(1.5kW)までの制限があるため、使用できる電化製品は限られます。
1,500Wであればテレビや冷蔵庫、携帯電話の充電など、生活に必要な多くの家電を使うことができます。
電子レンジや掃除機、ドライヤーのような消費電力が大きい家電を同時に使うと上限をオーバーしますので注意が必要です。
この自立運転機能は、どの容量の太陽光発電システムにも備わっているため、停電対策を基準に容量を選ぶというよりも、普段の電気代をどれくらい抑えたいかを基準に選択する方がおすすめです。
停電時も普段の生活同様にしたい
太陽光発電:7〜8kW
蓄電池:10kWh(蓄電池)
停電時でも普段と同じ生活を維持するには、太陽光発電と蓄電池の組み合わせが重要です。
太陽光発電を7〜8kWにし、蓄電池を10kWh程度にするのがおすすめです。
この組み合わせにより、昼間の発電量は十分で、余剰電力を蓄電池に貯めることで夜間も安定して電力を供給できます。
夜間の使用電力が特に多い家庭では、蓄電池の容量をさらに増やすことも検討するとよいでしょう。
ただし、蓄電池は初期投資が高額です。
国や自治体の補助金を利用すれば費用を抑えられますが、それでも一般的な蓄電池の導入費用は200万〜500万円ほどかかるのが現状です。
太陽光発電や蓄電池の費用を抑えて設置するために
陽光発電や蓄電池の費用を抑えるためには、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。
相見積もりをすることで、さまざまな業者のサービスや価格を比較でき、自宅に最適な太陽光発電システムを見つけやすくなります。
また、太陽光発電は数十年にわたって設置する設備であるため、メンテナンスが必須です。
相見積もりを行うことで、粗悪な業者を避けることができ、長期にわたる安心の取引が可能となります。
相見積もりを行う具体的な方法としては、『太陽光発電の一括見積もり』を利用するのがおすすめです。
一括見積もりサイトは無料で利用でき、簡単な情報を入力するだけで、たった1分で見積もり依頼ができます。非常に便利でおすすめです。
- 氏名、住所、連絡先
- 築年数
- 屋根の形状
- 意見・要望(任意)
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太陽光発電を検討している方は、一括見積もりサイトを利用して、より良いモデルやメーカーを選ぶようにしましょう。