太陽光発電は4人家族で何キロ必要?電気使用量を基におすすめの容量を解説

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4人家族におすすめの太陽光発電の容量
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年々高騰する電気代を抑えるために、太陽光発電の設置を検討されている方は多いのではないでしょうか?

そのときに気になるのは、「我が家には何キロの太陽光発電が最適か?」ということだと思います。

本記事では、4人家族で必要な太陽光発電の容量について、電力会社のシミュレーション等を使いながら、詳しく説明していきます。

▼わたしはこんな人です

  • 太陽光パネルメーカーの元営業マン
  • 現在は4人家族の父親(妻、子供)
  • 新築マイホームを建築中
  • マイホームはオール電化になる予定
  • 電気代は限りなく0円に抑えたい
目次

太陽光発電の年間発電量はどれぐらいか?

太陽光発電の画像

最適な容量を知るためには、まずは太陽光発電の発電量を把握する必要があります。

年間発電量は設置容量×1,000で計算することができる

太陽光発電の発電容量は、設置容量×1,000で簡単に求めることができます。

▼太陽光パネル4キロの場合(南向きの場合)

  • 計算式:4kw×1,000=4,000kwh(年間発電量)

ただし、1,000という数字は南向きに太陽光パネルを設置したときの数字になります。

東向きや西向きの場合は、南向きよりも発電量が落ちるので、注意してください。

東西の屋根に太陽光発電を載せる場合には、1,000ではなく800を掛けることをおすすめします。

▼太陽光パネル4キロの場合(南向きに2キロ、東向きに1キロ、西向きに1キロの場合)

  • 南向き:2キロ×1,000=2,000kwh
  • 東向き:1キロ×800=800kwh
  • 西向き:1キロ×800=800kwh
  • 合計:3,600kwh(年間発電量)

ちなみにこの計算方法は、営業マンだったときに実際に使っていた方法です。

正確な発電量は、業者さんの発電シミレーションで確認して欲しいのですが、経験上、この計算式でそこまで大きくずれるということはないです。

4人家族での消費電力量(購入電力量)をシミュレーション

一般家庭の電気代

太陽光発電の発電量を把握したら、次は消費電力量(電力会社から購入している電気量)を知ることが大切です。

東北電力のサイトで、生活スタイルに合わせた消費電力をシミュレーションができたので、それを参考にシミュレーションしていきます。

生活スタイルは、以下の2パターンでシミュレーションしています。

  • 電気とガスを併用しているスタイル(ご家庭向け基本プラン)
  • オール電化のスタイル(オール電化など夜間お得なプラン)

4人家族で基本プランの場合、消費電力量は4,859kwh

東北電力基本プラン
スクロールできます
4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合計
使用量(kwh)3793452793014043693003414416365575074,859
電気代(円)10,5899,8778,1188,83611,82810,9719,06510,43613,70220,18218,20116,967148,772
東北電力「基本プラン」

4人家族で、東北電力の「基本プラン」でシミュレーションした結果、年間の電気使用量は4,859kwhでした。

この数字を基に、太陽光発電の必要な容量を考えていきます。

購入電気量を”ゼロ”に抑えたい場合、太陽光発電は5kwがおすすめ

4人家族で基本プランの場合、年間電気使用量は4,859kwhでした。

この使用量よりも、太陽光の発電量が多くなれば電気の購入量をゼロにすることができます。

前述した、太陽光発電の発電量の計算方法を用いると以下のようになります。

電気消費量(年間)4,859kwh
太陽光の発電量(年間)5,000kwh
購入電気量0kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

ただし、これはあくまでも電気量の収支のみに注目しています。
実際には太陽光発電は夜には発電しないため、その時間帯は電力会社から電気を買う必要があります。

4人家族でオール電化プランの場合、消費電力量は8,306kwh

東北電力オール電化プラン
スクロールできます
4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合計
使用量(kwh)6966024324314914754356018371,2041,1049988,306
電気代(円)14,84713,74810,57411,01913,23712,67711,35115,22321,363317,99930,18427,838213,860
東北電力「オール電化プラン」

オール電化プランの場合、年間電気使用量は8,306kwhという結果になりました。

この数字を基に、太陽光発電の必要な容量を考えていきます。

購入電気量を今の半分ぐらいに抑えたい場合は、4kw〜5kwがおすすめ

4人家族でオール電化プランの場合、年間電気使用量は8,306kwhkwhでした。

この消費電力量をゼロは難しくても、半分ぐらい抑える場合は太陽光は4kw〜5kwがおすすです。

太陽光発電の発電量の計算方法を用いると以下のようになります。

▼太陽光発電4kwの場合

電気消費量(年間)8,306kwh
太陽光の発電量(年間)4,000kwh
購入電気量4,306kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

▼太陽光発電5kwの場合

電気消費量(年間)8,306kwh
太陽光の発電量(年間)5,000kwh
購入電気量3,306kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

購入電気量を限りなく”ゼロ”に近づけたい場合、太陽光発電は8kw〜9kwがおすすめ

▼太陽光発電8kwの場合

電気消費量(年間)8,306kwh
太陽光の発電量(年間)8,000kwh
購入電気量306kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

▼太陽光発電9kwの場合

電気消費量(年間)8,306kwh
太陽光の発電量(年間)9,000kwh
購入電気量0kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

さとう家の実際の光熱費からシミュレーション

先ほどは、東北電力のサイトでシミュレーションから、必要な太陽光発電の容量を算出しました。

次は筆者宅の電気使用量から、算出していきます。

実際の1年間の電気使用量から算出しているので、よりリアルな数字になっています。

父親

現在、マイホームを建築中で、太陽光を設置します!

▼さとう家の現在のライフスタイル

  • 現在は賃貸に住んでおり、電気とガスを使用
  • 子供含めシャワーが多い(湯船を張るのは週に1回程度)
  • 私と妻は朝にシャワーを浴びる
  • 平日の日中は誰もいない
  • 室内でペットを飼っているため、夏場は1日中エアコンをつけている

▼さとう家の電気使用量

電気消費量(年間)5,263kwh
電気代(年間)155,006円
さとう家の年間電気使用量

▼月毎の電気使用量

スクロールできます
4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月合計
電気使用量(kwh)4243412703064785693513434447005644735,263
電気代(円)11,7058,5826,9989,21014,05716,17710,78110,40413,49924,66515,79313,135155,006
月毎の電気使用量

我が家ではペットがいるため、夏場は一日中エアコンをつけっぱなしです。

そのような理由から、電気使用量は東北電力のシミュレーション値よりも多くなっています。

現在のライフスタイルで、電気使用量を限りなくゼロに近づけるためには、5〜6kwの太陽光発電が必要となります。

新居はオール電化にするため、今よりもさらに電気使用量が多くなります。

父親

新居はオール電化になります!

さとう家では7〜8kwの太陽光発電を設置予定

家の立面図

既に東北電力のシミュレーション値よりも消費電力が多いことから、新居でオール電化になった場合も、東北電力の数値を上回ると考えられます。

現在の電気使用量で、東北電力の数値よりも10%ほど多い消費電力量になっています。

それを踏まえると、オール電化になった場合の電気使用量は9,136kwhほどと予想されます。

朝にシャワーを浴びることが日課のため、もしかしたらそれよりも多いかもしれません。

それを見越して、東北電力の数値よりも20%多いと仮定すると、電気使用量は9,967kwhぐらいになります。

そのため、我が家では新居に7kw〜8kwの太陽光発電を設置する予定です。

太陽光を7kw〜8kwを載せると、購入電力量は以下のようになります。

▼太陽光発電7kwの場合

電気消費量(年間)9,967kwh
太陽光の発電量(年間)7,000kwh
購入電気量2,967kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

▼太陽光発電8kwの場合

電気消費量(年間)9,967kwh
太陽光の発電量(年間)8,000kwh
購入電気量1,967kwh
※太陽光発電でつくった電気を100%自家消費できた場合を想定

これぐらい設置すると、年間の電気代は50,000円〜76,000円(毎月4,000円〜6,300円)ぐらいになると予想しています。

太陽光発電を設置するなら相見積が重要

相見積もりとは、複数の業者から見積もりを提供してもらうことです。

いろいろな業者のサービスや価格を比較することができるので、自宅に適した太陽光発電を見つけやすくなります。

また、太陽光発電は数十年設置する設備のため、メンテナンス等が必須です。

相見積もりをおこなうことで、粗悪な業者を選ばなくてすむので、長い付き合いとなっても安心することができます。

相見積もりをおこなう、具体的な方法としておすすめなのが『太陽光発電の一括見積もり』です。

一括見積もりサイトは、無料で利用することができ、以下のような情報を入力するだけなので、たった1分で見積もり依頼をおこなえるので、とてもおすすめです。

  • 氏名、住所、連絡先
  • 築年数
  • 屋根の形状
  • 意見・要望(任意)

元太陽光の営業マンがおすすめする一括見積サイト『タイナビ』

特に一括見積サイトの『タイナビ」は、業界の中でも13年と歴史が長く、実績も豊富です。

また、利用者数が100万人を突破し、テレビで紹介されたこともあります。

他の一括見積サイトと比べ、成果報酬が無いのも特徴で、太陽光の設置費用が最大50%安くなる可能性もあります。

『タイナビ』のおすすめポイント
  1. 業界の中でも13年と歴史が長く、実績も豊富です。
  2. 利用者数が100万人を突破
  3. テレビで紹介された実績もある
  4. 他の一括見積サイトと比べ、成果報酬が発生しない
  5. 太陽光の設置費用が最大50%安くなる可能性
タイナビは太陽光発電が普及し始めたときからある歴史あるサイトです。
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太陽光発電導入ナビゲーション『タイナビ』

太陽光発電を検討している方は、一括見積もりサイトを利用して、より良いモデルやメーカーを選ぶようにしましょう。

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